春菊の切り方と食べ方!茎も食べれる?鍋用に下ごしらえが必要?

春菊 生活

冬が旬の春菊は鍋料理をはじめいろいろなお料理によく使われる食材です。
特徴のある香りと少し苦みがある春菊は鍋料理やお浸しなど彩どりを添えてくれます。

一年中いつでも手に入る春菊は生でも煮ても茹でても食べられるので
料理ごとの切り方や食べ方をご紹介します。

春菊の下ごしらえは必要なの?と疑問に思ったのでこちらも合わせて
お伝えします。

料理別の春菊の切り方 知ってるともっと美味しくなるかも・・

春菊は料理に合った切り方があります。
コツを知っていれば苦みをやわらげ美味しくすることが出来ますよ。
どんな春菊を使った料理にも共通することは
根元の硬い部分2㎝~3㎝は必ず切り落とすということです。

すき焼きなど鍋料理の春菊の切り方

茎と葉っぱに分けます。
包丁を使うと灰汁が出やすくなってしまうので
葉の部分は手でちぎりるとり茎の部分は折ります。
包丁でザクっと切ってしまえば簡単ですが
ここでひと手間かけるだけで
美味しさに差が出てしまいますよ。

天ぷらの春菊の切り方

茎と葉を手でちぎって分けます。
もし茎が太い時は斜め切りをすると火が入りやすくなります。
お好みの食べやすい長さに切ります。

春菊のおひたしの切り方

1分程度軽く塩を入れた熱湯でサッとゆでて冷たい水に入れます。
鮮やかな緑色が保てることが目的であく抜きが目的ではないので
冷えたらすぐ取り出し水気を絞り5cmくらいに切り分けます。

春菊の食べ方 コツを知っているだけですごく美味しくなります

鍋の場合

春菊の下茹では必要ありません。
春菊の葉の部分は長く加熱すると
キレイな緑色が黒っぽい色にかわり苦味が強くなってしまいます。

ついつい長湯して鍋の中でクタクタになってしまっている春菊
見覚えはありませんか?春菊の葉を鍋に15秒くらい入れて
すぐ取り出して食べると春菊の苦みもでず
香りも食感も楽しむことが出来ます。

茎の部分は倍の30秒程度で美味しく食べられます。
鍋に入れっぱなしにしない事が格段に美味しく春菊を食べるポイントです。
ちなみに春菊は葉っぱの方が茎より苦いですよ。

天ぷらの場合

春菊の葉と茎を分け2センチくらいの長さに切ります。
茎の固さが気になるようでしたら斜め切りにすることで
火の通りがよくなります。
打ち粉(片栗粉)と春菊を混ぜ合わせ
衣にからめて油で揚げます。
打ち粉をすることでサクッとした仕上がりになります!

おひたしの場合

春菊をきれいに振り洗いし沸騰したお湯で茹でます。
茎は固くて火が入りにくいのでまずは茎の部分だけ入れ
その後葉を入れ1分ほどで取り出します。
色鮮やかさを保つため鍋から取り出した春菊をすぐ冷水に入れ冷やすます。
水気をしっかり切って4~5㎝幅に切ります。

春菊の洗い方

春菊のような葉物野菜は基本的に振り洗いをします。
ボウルや空いている鍋など大きな入れ物に水をはり
流水も利用しながら葉の部分を水の中で振りながら洗います。
茎の部分に土がついている時は流水に当てながら
丁寧に落とします。しっかり洗いたいときは少々手間はかかりますが
一本づつ振り洗いをします。

春菊の灰汁の処理方法

春菊はアクが少ない野菜なので
どんな料理をする前はにアク抜きは基本的には必要ありません。

春菊の選び方と保存方法

濃い緑色でツヤがあり葉っぱの先まで元気で春菊の強い匂いがするのを選びましょう。
茎が太すぎる場合、葉も硬めの時があるので茎が細めのものを選ぶと
柔らかい葉の春菊を選ぶことができます。

ちょっと元気がなくなってしまった場合は
根元を切って水を吸い上げやすいようにし
水につけて置くと元気が復活します。

春菊はあまり日持ちしないのでたくさん春菊がある時は
固めに茹でて冷凍保存することをおススメします。
熱を入れることで春菊の中にある酵素が壊れ
冷凍保存中変色を防ぐことができるのです。
冷蔵庫で保存する時はキッチンペーパーなどにくるみ
乾燥しないようにします。

まとめ

春菊は切り方のちょっとしたコツでとっても美味しくなります。
「春菊」っていう漢字を見ると春の野菜と思われがちですが
実は冬の野菜なんですよ。
ほぼ一年中出回っているので季節感があまりないですが
鍋料理には欠かせない代表野菜です。

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