大根の煮物の苦味を消す方法 大根の煮物が苦くなる3つの原因がわかると美味しい煮物ができますよ

大根 生活

冬野菜の代表ともいえる大根。
一年中スーパーで見かける大根を使った料理をよくします。
年頃の娘たちもヘルシー感たっぷりの大根を使った料理が大好きです。

ある時美味しくできたと思った大根の煮物が
「この大根苦いよ」と言われ
食べてもらえないことがありました。

このことがきっかきになり私は苦みが出ない工夫をして
料理をするようになりました。

大根の煮物が苦くなる3つの原因

大根の煮物の苦みの原因は3つ考えられます。

苦みの原因1 下ゆでをしてアクを抜いていない
苦みの原因2 大根の皮を厚めにむいていない
苦みの原因3 大根の下の部分を使っている

ひとつづつ詳しく説明しますね。

苦みの原因1 下ゆでをしてアクを抜いていない

大根のアクを抜くことで大根独特の苦みを抑えることができます。
アク抜きの方法は鍋にお米のとぎ汁を大根がかぶるくらいまで入れ
弱火で15分くらい茹でます。

つまようじで大根を刺して柔らかくなっていたら
かるく水で洗い流しざるなどにあげます。
水で洗い流すことで大根の臭みがとれます。

とぎ汁がない場合はお米や片栗粉で代用もできます。
お米を使う場合は大さじ1の米を
大根がかぶる程度の水を入れた鍋にいれ
中火で茹でます。竹串がすっと通るくらいになったら
水で洗いざるにあげます。

片栗粉を使う場合は小さじ1程度の片栗粉を
大根がかぶるくらいの水に入れ
中火で大根が柔らかくなるまで茹で
水で洗いざるにあげます。

ちなみに、サラダなど生で食べる料理は
アク抜きの必要はないですよ。

苦みの原因2 大根の皮を厚めにむいていない

大根の皮が苦みの原因になります。
皮をしっかり取り除くことで苦みを抑えることができます。
ピーラーでは薄くしか皮が剥けないので
大根の筋がしっかりとれるように皮は5ミリ前後、
厚めに剥くようにしてください。

苦みの原因3 大根の下の部分を使っている

大根は下の方に行くほど辛みが強くなっていきます。
この辛味が苦みになります。

煮物を作る時はなるべく上の部分を使うと苦みが抑えられます。
冬の大根は甘味が強く夏の大根は辛みが強いので
大根の美味しいい季節の大根でまろやかな煮物が作れます。

大根の煮物が苦くなった時、苦みを消す方法と大根救済リメイク料理

出来上がった大根の煮物が苦くなってしまったことありませんか?
主婦としては捨ててしまうのはもったいないし、
食べ物を粗末に扱うことはしたくないですよね?

何とかして食べれるように
あの手この手で試してみましたのでご紹介します。

苦みはアクが煮汁に溶け出てしまっているのが原因なので
煮汁をすべて捨てて新たに煮汁を作り
大根を煮ることで苦みがずいぶん和らぎます。

ゆずやすだち、レモン汁を少し加えると
大根の苦みが気にならない仕上がりになります。

リメイク料理をするのも苦くなった大根の煮物の
救済になります。
カレーの具として使ったり
大根に片栗粉をまぶして唐揚げ風に
油であげるのも美味しいですよ。

すでに味が付いているので
味付けは不要なので簡単に作ることができます。

美味しい大根の見分け方”美味しい大根の3つの特徴

ひげ根の穴の並び方


大根の甘み、辛みの見極め方は
ひげ根の穴の並び方で判断できます。
まっすぐ一直線になっているのは甘い大根、
不揃いになっていると辛みがある大根です。

太くてまっすぐ伸びている大根は栄養や水分がいきわたっている大根です。

重さ

ずっしり重く固さがある大根は水分たっぷりでみずみずしい大根です。
葉っぱ 冬の大根に関してですが葉が黄色っぽくかさついている枯れた葉っぱが
付いているのは糖度が高い甘い大根の印です。

すでに切ってある大根は断面がきめ細かくみずみずしく
スが入ってスカスカしていないものが美味しいです。

夏大根は、苦い・辛いものが多く、冬大根は、甘いものが多いです。
冬が旬の大根はは柔らかく甘味のある大根が出回り大根料理の本番の季節です。

まとめ

大根の煮物が苦くならないように
気を付けていることをまとめてみました。
皮のむき方と苦みが関係している事を知ってからは
しっかり皮を剥くようになりました。
苦くなってもちょっとした工夫で
美味しく食べることができるので安心ですね。
大根の旬の季節冬にはより美味しい大根料理が楽しめそうですね。

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